1.皮脂を意識的に取り除きすぎること

皮脂は、脂症(脂性)(オイリー肌)の人にとって悩みの種でもありますが、同時に、皮脂は、表皮といわれる肌の表面を乾燥や感染症から守る大事な液体でもあります。
脂症(脂性)(オイリー肌)の人の中には、洗顔や洗髪を頻繁にしたり、吸収率の高いペーパーで皮脂をこまめに拭き取って、
皮脂本来の機能を果たすために必要な皮脂をも取り去ってしまう人がいますが、これは逆効果を生んでしまいます。
皮脂本来の働きをするための皮脂量が足りないと、正常な肌の状態を保とうとする機能が働いて、かえって皮脂をたくさん分泌する場合があります。
また頻度だけでなく、強い洗浄成分の石鹸やシャンプーも皮脂を取りすぎ、脂症(脂性)(オイリー肌)の原因となる場合があります。