表皮の働き

美しく健康な肌づくりに最も大切なのは表皮の働きといわれます。
表皮は4つの層(手のひらや足の裏は5層で成り立つ)に分かれ、表面から「角質層」「顆粒層」「有棘層」「基底層」で構成されます。
基底層で新しく作られた細胞は、皮膚表面に向かって徐々に変化しながら押し上げられ、垢となってはがれ落ちます。このように新しい細胞と古くなった細胞がいれかわることを新陳代謝(ターンオーバー)といいます。
このターンオーバーの周期は一般に30日間で、私たちの健康状態がよければスムーズに行われ、また、年齢とともにこの周期が遅くなることもわかってきました。
さらに、1日24時間のなかのサイクルで考えると、夜の12時から夜明けまでは肌の新陳代謝がピークを迎え、健康は肌を作るには、夜更かしは禁物ということが科学的にも実証されています。
この肌の新陳代謝を妨げるのも脂症(脂性)の大きな要因の1つになります。